スポンサーリンク

クリエイター体験講座『足立慎吾トークライブ2016』のレポート AnimeJapan 2016

スポンサーリンク

AnimeJapan 2016で、3月26日(土)15:15から開催されたクリエイター体験講座『足立慎吾トークライブ2016』のレポートです。

登壇者はアニメーター/キャラクターデザイナーの足立慎吾さん。代表作は『ソードアート・オンラインシリーズ』『WORKING!!』『ガリレイドンナ』など。

クリエイター体験講座 Program4
足立慎吾トークライブ2016
3月26日(土)15:15 ~ 16:45
アニメーターの足立慎吾氏が独自の切り口で、アニメ業界・アニメ制作を語ります。足立先生のさっくばらんなトークで業界の裏側までお話しいただきます。マニアからビギナーまで誰もが楽しめるトークステージは必見です!!

アニメ制作を意識したきっかけ

高校在学中にマンガ研究会に入部した足立さん。その当時は『紙と鉛筆でアニメを描いてる人』がいるなんて思いもしなかった。どうやってアニメが出来ているのか、作られているのかなんか意識せずに、アニメを見て楽しんでいた。

そんな在学中、学園祭の時に映像研究会が映像作品として「カンタンなアニメ」を制作していて、それを見て初めて、アニメは画用紙に鉛筆で書いた絵を動かして出来ていることを知った。

仕事の領域

原画家として、そしてキャラデザとしても活躍されている足立さんですが、今回は「ソードアート・オンライン」のBDパッケージの、描き方と仕事の進め方を説明していただきました。
この案件においては足立さんの役割は「原画」です。役割としては線画を描き、影をつけた状態まで描くことです。
その後に「仕上げ」担当の方が彩色し、さらに「エフェクト処理」の方が光のキラメキ等の処理をほどこして完成となります。
エフェクトに関しては動画加工ソフトのAfter Effectsを使う事が多いようですね。アニメ制作と同等の雰囲気を出すためでしょうか。
仕事の領域としては、スタートの部分でありますが、彩色/エフェクトを意識して描いていきます。必要に応じて後行程への指示を描き込みながら。

オープニングの考え方

「ソードアート・オンライン」キャリバー編OP映像を見ながら、足立さんのOPに対する考え方が聞けました。
アニメのオープニングは90秒。色んな要素を構成していってまとめていき、曲の盛り上がり(サビ)に画も合わせる事が重要である。
通常はOP1本を1ヶ月くらいで作るのだが、実はこの時は2本を同時に作ることになって、スケジュールがものすごく厳しかった。ただ別のシリーズなのでOPは変えたいと思い、2本共通で使える要素を駆使したり、エフェクト処理などを活用したりして、なんとか完成させた。

「ソードアート・オンライン」について

この作品は日本でも人気だけど、なぜか海外の人気がすごく、監督と一緒に「なにが受けたんやろうなあ??」と首をかしげている。
アメリカのイベントに招待されて、セミナーを受け持つことになった際は、会場に入るといきなり「S・A・O!S・A・O!」コールで度肝を抜かれた。また会場でSAOのコスプレをしてた少女に「私はとても辛い時期にSAOを見て、救われました、この作品を作ってくれてありがとう」と言われたそうです。
アニメを制作していると、なかなか視聴者と出会う機会は無いのだけれど、実際に会って言葉をかけられると、それは制作の励みになる。

まとめ

講座のタイトルに『トークライブ』にしたのは、来場のハードルを下げて気楽に聞いていただきたいという意図があったそうです。さらには「『爆笑トークライブ』にしたかった」という裏話まで聞けました。
笑いを織り交ぜながらの軽快なトークで、とても楽しくて面白いセミナーでした。
ありがとうございました。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする